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Management Center Point of Gravity(MPG™)

~ New Analysis Method of The Japanese Electronics and Various Industries ~

30年以上トップクラスの立場から電機業界を分析し続けてきた氏が辿り着いた究極の産業・企業分析手法『経営重心』が待望の英語化

わか写真.jpg.gif1980年代から常に業界トップクラスのアナリストとして活躍、2005年からは投資家の立場、 2014年からは自身のリサーチ会社から、電機業界の最前線・最先端の分析を発信し続け、数々の事象を的中させてきた著名アナリスト若林秀樹氏が、2015年にこれまでの集大成として著した『経営重心』。困難と言われてきた「企業の個性を定量化する」分析手法とその成果を、幅広い層の読者に理解できる形で記したとして非常に高い評価を得ています。2017年4月には東京理科大学大学院イノベーション研究科教授に就任。電機業界に限らず、全ての産業に適応できるこの分析手法を、より多くの世界の人々にも活用してもらいたい、また、産業分析の英語テキストとして、良質な英語読書教材としても活用してもらいたいとの想いの下、この度英語電子書籍化の運びとなりました。

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英訳には最強クラスの翻訳チームに加え、最強の監修者により万全を期しました

今回の英語化は、上場翻訳企業のネイティブ含む専門チームが主に担当、その上で、20年以上に渡りロンドンの金融界でエグゼクティブディレクターとして活躍、解説者としても2000回を越える国際メディア出演歴があり、現在、静岡県立大学経営情報学部 学部長・教授及び大学院経営情報イノベーション研究科教授を務める、ネイティブプロフェッショナルを論破する論客、本職の同時通訳者より早く正確に通訳をこなす「生きた英語のプロ中のプロ」、金融・経営分野の英語の達人、竹下誠二郎氏に監修を依頼しました。

「組織分析における画期的新境地。学者や調査を行う人には必須の書、企業・国家の競争力に関することで疑問をお持ちの多くの方々にもぜひお勧めしたい」(竹下誠二郎教授)

誠二郎さん.pngこの本は組織分析における画期的な新境地を開いている。これまでの定量分析は、業績や成果などの複雑な組織分析を行う際、特に定性面を犠牲にしなければならないことが多かった。しかし、この分析手法が世に出た今、それはもう過去の話だ。長年不可能と思われた「正確なデータ処理に基づいた高い信頼性と、定性分析の深み・豊かさの両立」を見事に実現している。

経営重心による分析は、ビジネスサイクルとボリュームで事業を位置づけ、各事業の座標(サイクル、ボリューム)を売上加重平均することで、信頼性と有効性の双方を高いレベルで実現する。組織デザインにおける問題解決において、MPGはあたかも複数の理論・手法・リソースを組み合わせる研究手法であるトライアンギュレーション(方法論的複眼)のお手本のような効力を発揮する。

また、経営重心は、従来の定性分析の「多くの貴重な論説が得られる一方で、外的妥当性が欠け今一つ納得感が得られない」という課題も解決する。経営重心は、個々の事業間の「距離」を定量化し、自分たちの現在の位置、そして将来進むべき方向を高い信頼性とともに示唆してくれる。定量化されているため、個々の事業や会社だけでなく、セクターや産業分析にも応用できる。さらに過去と現在の定量化されたデータを通じて、企業文化や風土というような、企業の気質にまで分析の範囲を広めることが可能だ。

経営重心は今まで曖昧にされてきた分析の分野に光を投じてくれている。この本は学者や調査を行っている人々には必須の書だが、企業・国家の競争力に関することで疑問をお持ちの多くの方々にもぜひお勧めしたい。

「みずほ証券時代に同僚だった竹下さんに、再びご縁があり今回監修をしていただけたことを大変うれしく思っています。またふたりが、似たタイミングで大学でイノベーションを研究する立場となったことも奇遇で、宿命的なものを感じています」(若林秀樹氏)


若林秀樹氏プロフィール

若林さんTV出演加工1.png東京大学工学部精密機械工学科卒、同大学院修士了(大園・高増研究室にてホログラフィによる微粒子の画像計測)、1986年より、野村総合研究所技術調査部でキャリアをスタート、その後、アナリストに転じ企業調査部主任研究員等を経て97年より、欧州系証券会社ディレクター・シニアアナリスト、2000年以降、JPモルガン証券、みずほ証券で、マネージング・ディレクター、株式調査部長、ヘッドオブリサーチ、主席アナリストなどを歴任。セルサイドアナリストとして、20年間、一貫して電機業界を担当、アナリストランキング では日経新聞、II誌などで、5度1位に輝く。技術動向に強く長期での分析力があるだけでなく、短期のDRAMや液晶などハイテク市況動向も的確に見通し、株式市場だけでなく、市況動向にも影響を与えるアナリストとして知られた。1998年インターナショナルWHO's WHOプロフェッショナル。2005年に日本株ヘッジファンドを共同設立。CIO、社長を経て、2011年代表取締役CEO就任。2014年8月代表退任。12月退社。2009年には旗艦ファンドが日本株ロングショート部門でトップとなり表彰される。2014年 ㈱サークルクロスコーポレーションを設立、代表取締役主席アナリスト、2017年3月 ㈱サークルクロスコーポレーション代表取締役を退任、非常勤取締役、2017年4月より、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授。ETT会員(技術評価委員)、MOT学会会員、研究技術計画学会会員。日本証券アナリスト協会検定会員。「2000への技術戦略」、「フラットパネルディスプレイ最前線」、「ヘッジファンドの真実」、「日本の電機産業に未来はあるのか」、「日本の電機産業はこうやって甦る」、「経営重心」など著書多数。新聞寄稿、TV出演も多数。


竹下誠二郎氏プロフィール

獨協大学外国語学部英語学科卒、ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院経営学修士、ロンドン大学 バークベック校経営学博士。1985年から2015年まで、岡三ホールディングス、クレディ・リヨネ SA、ドイツ銀行AG、ABN AMROオランダ銀行Ltd.、みずほインターナショナルPLCでエコノミスト、エグゼクティブディレクター等として活躍。金融の中心ロンドンで20年以上在住、「日本株式の語り部」としてBBC、CNBC、CNN、Bloombergなど現地TV、ラジオ等国際メディアに2000回以上出演。世界からみた日本株式の動向をコメントする第一人者。日本ではモーニングサテライトのレギュラーも務めた。2015年からは静岡県立大学で教鞭をとり、現在、経営情報学部学部長・教授、大学院経営情報イノベーション研究科教授、静岡県ラグビーフットボール協会 理事 大学・高専委員長、2019 RWC(ラグビーワールドカップ)キャンプ地誘致担当(兼務)、2020 東京オリンピック・パラリンピックキャンプ地誘致担当(兼務)

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